SSブログ

なるかエコ替え? 日本の消費を動かし、環境に良くて、得できるように。 PART2

エコ替えって、TOYOTAのCM。
あまりTVを見ない私には、かなり新鮮だったのですが、実はかなり前から議論されていたのですね…。

ともあれ、実はこの『エコ替え』のBLOGを書こうとしたキッカケは、あるセミナーで、環境についての話を聞いたときでした。

それは、家庭部門の二酸化炭素排出量が伸び続けている。
naruko-kyoukoku.jpg


これは、世帯数が増え、一世帯当たりの人数が減っていることによるもので、(特にお年寄りの単身女性、男性の単身赴任者が増えていることによるもので)あるとのことである。

image003.jpg

また、このような家庭環境が変化する中で、家電製品等がその使用する人のライフスタイルに合わせて変化していないことも、要因と考えられるといった内容に触れていたからである。


さて、TOYOTAのエコ替えは、TV CM (リンクはYOUTUBE)
http://jp.youtube.com/watch?v=rS83vhoIdyQ
だけでなく、
http://ecogae.jp/
というページで、その主張が見られる。

実は、欧州・日本ともに、買い替えるならエコ商品をということを以前より謳ってきた。

欧州では、(買い換えるなら)エコ商品を。ということを推し進めると思われる
『欧州委員会 自動車からのCO2排出削減を目指す法的な枠組みを提案 』
http://www.eic.or.jp/news/?act=view&serial=15316
などがある。

日本では、トップランナー方式など
http://www.eccj.or.jp/toprunner/pamph/04/
を導入している。

さて、今回のTV CMの課題は、エコのために買い替えるべきか?
が一番の課題に挙げられると思う。

しかし、これまでの日本のトップランナー方式において、エコ商品がそれほど根づかなかったことが問題にあり、エコ商品の実力や日本の省エネ効果の力(使えるものでも買い換えた方が実はエコの場合がある)を再認識させる効果があることを考えるとやはり、先進的な企業の新たな挑戦であると私は考える。

※あくまでも、どのような条件で使用しているものを、何から何に変えるのかという議論が重要で、使用時のエネルギー消費だけでなく、製造から使用、廃棄までのエネルギー消費量とそれに使われる物質の素材の収支に着目する必要が『エコ替え』には必要であり、さらには消費者の懐も長期的に潤う必要もあると思う。


 さすがに昨日買って乗っていた車(どんな車であれ)を、より環境に与えるダメージが少ないとのことで、次の日にプリウスに買い替えて、さらに次の日に燃料電池車に変えて『エコ替え』が達成できました。ということを認める人は少ないと思う。

 これは、エコ替えの前提として『物のライフサイクルを考えると、製造時よりも使用時の方が環境の負荷を与える場合が多い。』があるが、使用時間が短い場合、エネルギー効率が大幅に減ったとしても、そのことによって得られるエネルギー削減量は、製造時と廃却時にかかるエネルギー消費量よりも少なく、結局、環境に負荷を与える量が多くなってしまうからである。

 そのため、『どのような条件で、どれだけ使用するのか、何から何に買い替えるのか』を考える必要が十二分にあると思う。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 0

トラックバック 0

毎日の検索で環境貢献
このパーツから
Powered by

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。